上手くいかない日 2002年3月11日(月)
朝は6時過ぎ起床。カンパーニュで有名なパン屋さん「ポワラーヌ」に向かいます。 2kgという情報にちょっと躊躇しましたが、日本では5000円という話にやはりこれは持って帰らねばと決心したのです。開店間際に着いてしまったので、カンパーニュしかありませんでした。しかしこれはすごい。2kgがどうこうというより 直径40cm位あるんじゃないかなあ。まだ暖かいのを買ってカバンに入れます。うひい、湯たんぽ状態。 |
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今日は最終日なので、買い物日です。さくみさんはプランタン+ラファイエット方面に、私はフォーラムデアル、BHV方面にそれぞれ向かいました。私の目当てはインテリア物。フォーラムデアルなら カジュアルインテリアの大型店もあるし、ついでにfnacで本が見られる。歩いているとfnacの方に人がたまっているので見に行ったら店は閉まっていて店員らしき人が入り口を固めている。ウインドーのあちこちに貼られた紙には"en greve"。ストかぁ。それにしてもfnacのストなんて初めて見ました。 | |
デアルの次はインテリア物の多いデパートBHV。さすがに色々ある。しかしカーテンを見に行ったらことごとく縦が260cmなんです。日本の普通の家屋は天井まで でもそんな高さないってば。 次に「果たしてフランスのフライパンはティフファールばっかりか?」を確かめに行った台所用品売場もすごかったです。鍋系がことごとく鋳鉄のやたら分厚くて重いタイプ。確かにこの方がじっくり煮物が作れますが、これを1つあげるから持って帰りなさいと言われても絶対辞退するな。 | |
BHVを出てふらふらとシテ島まで戻りましたらコンシェルジュリーが開いてました。前回は事故かなんかで入れなかったところなので、入ってみます。そういえばこれが初めてのまとも
な観光だな。 ここの見物はやはりマリーアントワネットの独房でしょうか。革命頃ギロチンにかけられた人等の一覧表とかギロチンの刃なんかもあってさらには当時の牢獄の様子を再現した人形。生々しいです。ここって一次大戦頃まで牢獄として使われていたんですね。それに一番驚きました。 |
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コンシェルジュリーを出て川を渡りサンミッシェル方面に行くと何やら マクドにやたら張り紙が貼ってあります。近づくとまたしても"en greve"。 マクドまでストするか〜。写真を撮ろうと近くに行くと入り口を固めてたおじさんが「中の者と話がしたいのか」と言ってきたのであわてて退散。 張り紙を見てましたらドナルドの指名手配広告だとかハンバーガーの罪悪を書いたのだとか。アメリカ的な物に対する反感もあるのかな。 | |
今日は6時までに部屋に戻らないといけません。チェックインの時に、12日は 朝早いと言ったら「では前日、11日の6時にチェックアウトの手続きをしよう。」ということになったのです。 だからそれまでに自宅用の食材を買いそろえねば。帰り道すがらボンマルシェでクレームブリュレとムースオショコラのインスタントを買い、そのままいつものスーパーでヌテラ、栗ペースト、などを買い物かごに放り込み、ふと気が付きました。ここでお金を使いすぎてチェックアウト時にお金が足りなく なっては大変。泣く泣く半分くらいあきらめたのです。 | |
部屋に戻るとまだ業者さんは来てなかったんで一安心。しかし業者さんがこない。6時半になったのでオフィスに電話してみました。留守電。さらにもう30分待ちましたがやっぱりこない。電話は相変わらず留守電。「1時間待ちました。明日9時にオフィスにチェックアウトに行きます」と入れて、行き違いになると困るから、食事の買い物はさくみさんに行ってもらってさらに待ちます。が来ない。さくみさんが買い物から戻ってきた時点であきらめました。まいったなあ。今回20名くらい帰りのフライトからあぶれることが分かってるからなあ。 |
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