パリは今日も快晴。
ただ、風がきついのでフード付きウインドブレーカーを着ていきました。日本の感覚ではこの時期に上着がいるなんて考えられないんですけど、こっちは今日本の４月中旬くらいの天気なのです。

　　今日はまずノートルダム寺院もあるセーヌ川のシテ島へ。岸を歩き回ったあげく裁判所の壁に「quai des orfevres」のプレート発見。これこれ、今日の第一目的はフランス推理小説で一番好きなメグレ警視シリーズの舞台であるパリ警視庁、通称「オルフェーブル河畔」を見ることだったんです。
プレートの下には「歴史的建造物」の説明板があってメグレのことも書いてありました。巡礼に来る奴多いのかな。

次に橋を渡って右岸に渡り、ルーブルの方へぷらぷら歩いていきました。目的はルーブルと同じ建物にある「モードと織物博物館」。１７世紀頃の服もありましたが、ほとんどが20世紀以降の服の展示。古い服を期待してたんでちょっと外れましたが、初期の水着やテニスウェアなどどう見ても普通の、それもよそ行き服にしか見えないのが面白かったです。

博物館を出てからシャンゼリゼに向かいます。写真は「カルーセル凱旋門」。本物の凱旋門よりかわいらしい感じです。

まだ風が強いですがとてもいい天気です。コンコルド広場にはミレニアムイベントで観覧車が設置されています。観覧車とは思えない高速で回っていました。

気分良くシャンゼリゼまで着たとき、突如雨。あわてて木の下で雨宿りです。近くにメトロの駅もなし困ったなあと思っていると、またあっという間にあがってしまいました。が、歩いているとまた雨。今度はウインドブレーカーのフードをかぶってそのまま歩き、無事目的地まで行けました。

シャンゼリゼでの目的（フランス語版ポケモン購入だなんて口が裂けても言えない）が終わってからふと思いついてシテ島の隣にあるサンルイ島に行ってみることにしました。これは大正解。
シテ島と同じく（それ以上かも）観光客が多くて、店もほとんど開いていました。写真はチーズ屋さんのウインドー。今はヤギ乳チーズが百花繚乱。色んな形のものがありました。おみやげ用に真空パックもしてくれるそうです。

「Berthillon」と書かれたお店の前に人が並んでいるので、これが有名なアイス屋か！と、並んでアイス購入。が、しばらく進むとまた「Berthillon」と書いた店が。ガイドブックの写真を見るとどれも全く店構えが違うので、ベルティヨンのアイスを売るお店が何軒もあるのだと分かりました。写真は本家ベルティヨン。さすがにここの行列が一番長かったです。
そんなわけで島中アイス屋（それも皆ベルティヨン）だらけ、アイス食べてる観光客だらけでした。