東京滞在22時間 2001年11月28日(水)
今日は午後1時過ぎの飛行機で職場に戻ります。抜けにくいのを無理に逃げ出してるからしょうがないわなあ。
わずかな時間を有意義に過ごすのだ。朝のラッシュも過ぎた頃にホテルを出て、東京大学の総合研究博物館に向かいます。わーい、東大なんて初めて〜。赤門は本当に赤いぞ〜。
東大はさすがに古い大学だけあってなんか色々持っているのです。でもってそれを使って今回は「真贋のはざま」という企画展をしていました。デュシャン(便器にサインしただけの「泉」という作品?の作者?)の通称大ガラスを始め、模写絵画から他種に擬態する昆虫の標本、版画(最古のコピー)、人体模型など「真作の粗悪なコピー=贋作」という枠に収まらない物が並んでいました。
「偽切手」などあまり使われることがないため、使用済であればコレクターの間で高値で取り引きされるそうで、そのため使用済偽切手の偽造なんてことまであるというのです。おもしろいですね。
人が興味持ちやすい企画であり、新聞で紹介されたこともあったからか、思ったより見学者が来てます。12月上旬で終わりですが、これは一見の価値ありますよ。しかもタダだし。
気が付くと11時半近くになっていたのであわてて浜松町まで戻り、モノレールで羽田空港に行きます。時間があれば今年で撤退というセフォラでも冷やかしに行きたかったんですけど。秋葉原でベアボーンキットも見たかったなあ。
お昼ご飯を食べようと専門店街の方に行くと、スヌーピーの服デザインコンテストをしたそうで、その入選作品が並んでました。かわいい〜
関西スヌーピー(関西人は豹柄が好き、ということで豹柄の服)だの、鯉のぼりスヌーピー(鯉のぼりに食われたようなデザイン。シンプルながらかわいい)だのの中で私のお気に入りは時節柄クリスマススヌーピー。サンタ帽子も効いてます。
帰りの飛行機の個人用液晶テレビにはコントローラーが付いていてます。ゲームができるのです。テトリスちょろっとやってみたら、はまりかけた頃に着いてしまいました。1時間じゃ短いねえ。
飛行機っていかにも旅行っぽくて新鮮でいいですね。国際線に当分乗れない(テロで自粛ではなく貧乏ヒマなしなのだ)から、今度旅行禁断症状が出たら飛行機使ってどこか行こうかな。