ビールまみれ第2日目 2002年10月14日(月)

今朝は朝からカフェ研修です。っても日本の婦女子の喜ぶ手のではなく、ひたすらビール飲み、なのですが。まずはホテルの朝ご飯でしっかり腹ごしらえ。ブッフェ形式です。パン、ハム、チーズ、ジュース、コーヒーを取っていただきました。
グラップ夫妻の案内付きでアントワープを歩きながら目的のカフェに入ります。しかし今日は寒いこと。もし他にいいのがあれば買って、捨ててこようとユニクロを着てきましたが値ほどの暖かさでここでは今ひとつ役に立たない。そんなわけでカフェでは皆ビールを飲む中一人ジェニーヴァ(ジンの原型)を飲んでました。なかなか温まります。
次は昼ご飯ですが、その前にカテドラル見学です。ここはかの「フランダースの犬」でネロとパトラッシュが行き倒れたところ。今はルーベンスの絵に幕などかかってないので行き倒れなくても絵が見られます。
あまり好きな画家ではないんですが、十字架に架けるのと降ろすのの2枚の絵の、左右対称になっている斜めの構図、人の視線や動きなど、構成が素晴らしいです。
(ネロが見たかった絵はこの救いがない絵ではないのですが)
さて昼食。カテドラル近くの宗教オブジェだらけのお店でまずはムール貝の白ワイン蒸し、白ビール蒸し、ニンニク風味をフライドポテトと共に。いやおいしい!そしていやほどあります。確かにこれを一人だけで食べたらそれだけで終わってしまいそうです。しかもこの後ラザニア、鶏肉のサラダ、スペアリブ、オムレツをいただいたのです。
昼ご飯の後解散して後は夕飯に偉勲まで自由行動。寒すぎるのでコートを新調。「ここで着ていきます」と言ってタグを切ってもらい、着込んでこれで安心です。
さんざん店を回ったあげくホテルに戻って荷物を置き、もう一度出ました。が、いつの間にやら閉店している店が多い。どうやらこっちの店は6時閉店が普通のようです。仕方ないので運河までステーン城を見に行き、それから夕食に行くため集合場所のカテドラル前に行くと皆既に到着されてました。恐縮。
今晩はドックスカフェにて待望のコキアージュ。おつまみに大小エビ2種に巻き貝大小2種、平たい貝などつまんだ後、カキ!最初に取ったのが甘くて大変おいしかったのです。奥行きの深い貝ほどおいしいのだとか。最初にそれ聞いておきたかった。
さらに牛肉のタルタル、クロケットなどをはぐはぐと。クロケットがちょい塩辛かったんですが、これも味が変わっちゃったということですね。残念
さらにデザート。3種のチョコムースを頼みました。ノーマル、へーゼルナッツチョコ味、ミルクチョコ味(?)で、どれも大変おいしかったです
おなかいっぱい食べましたが、今日はまだ次があります。
グラップさんの案内で古いビールの飲めるカフェへ。しかしまあここのビールは説明できませんね。頭に日本のビールがあっては理解できないんじゃないかな。ビールなのにブランデーや紹興酒を感じさせるだなんてね。というわけでここでいただいたビールは「ブリガン1983」はい、1983年のビールです。