市内を満喫する　2004年3月17日（水）

朝は近所のパン屋（石釜で焼いている）にバゲットを買いに行くことから始まります。 まだあたたかいのをかじりながら帰り、平飼い鶏の卵の目玉焼き、りんご、ヨーグルト、コーヒーで楽しき朝食。なんといってもパンがうまい。朝っぱらから絶品じゃ。
ご飯を食べたらトラムに乗って旧市街の美術館へ。「小ルーブル」と言われるほど内容が充実しているそうで。確かに古代エジプトから中世、近世まで一通りそろっていて、広く、しかもなぜか所々閉まっているところまでルーブルと同じ。 って、印象派頃の美術の部屋が閉まっててどうすんのよ。ここはこのあたりの時代が結構充実してるらしいのに。
迷いながらもやっと美術館を出たら昼過ぎ。ランチタイムが過ぎかけているのであわてて食い倒れ横丁の店でメインとデザートの食事。 メインはやはりクネル。エビソース（ソースアメリケーヌだったか）セップ茸と米添え。おいしい〜 デザートはカラメルのフラン。フランと言うと下手すると小麦粉たっぷりでがちがちプリンみたいなのが出てくるんだけど、これはフランより焼きプリンであった。カラメルがとろ〜っとかかっていて、このカラメルの焦げ方がまた絶品。
昼ごはんを食べてからプランタンに行ってみます。婦人服売り場をふらついているとリーバイスのジーンズが安売りです。しかしフランスまで来てリーバイスか？第一フランスのジーンズでも長かったのにアメリカのなど。店員さんが「サイズは？」と聞いてきたのでまあ無理でしょうが試着してみることにしました。おやびっくりジャストサイズ。まったく切る必要ありません。なぜここでという疑問は残るけどしょうがないやね。買いました。
ホテルに帰ってジーンズに履き替えて中央市場に行ってみました。食の都の中央市場ともなればさぞかし、と思いきやもう夕方なので２／３位の店が閉まっています。朝はにぎやかなんでしょうが、夕方来るような客はつまり働いている人だったりするので駅近くのスーパーで買っちゃうのでしょう。八百屋でトマトとアーティショーを、チーズ屋でどろどろに熟成したサンフェリシアンとカビがきれいなクロタンを買いました。チーズ屋は見ているだけでも楽しいですねえ。
帰ってチーズを冷蔵庫に放り込んでから今日も「中央商業施設」へ。カルフールでお買い物です。日本でもカルフールを愛用しているのですがフランスでは始めて。さすがに商品数が多いです。食料品売り場をうろついているだけでも疲れます。クネル、茹でて食べる用のソーセージ、ブーダン、モツなんかもありました。で、ブーダンを試しに買ってみました。
帰って早速夕食作り。アントレにブーダンのサラダ添えとカップスープ。メインにカルフールで「シャロレの」と書いてあったので思わず買った牛肉を焼いてペッパーソース（水を入れて煮るだけのソースの元を買った)がけ。デザートにこれまたカルフールで買ったエクレア２個。ブーダンは生クリーム入りを選んだおかげで色のわりに食べやすかったけどおなかにずっしり来ちゃいました。おかげで牛肉がほとんど食べられず。しかしエクレアはしっかり食べたので胃にもたれてつらい。
ご飯を食べて後片付けもしたら眠くなってきたので、明日の朝はゆっくりすることにして寝ちゃいました。明日か明後日かに遠足に行きたいのですが明日は休息日として明後日にしようっと。