どこのサッカーも素敵だ 2004年3月20日(土)
昨日すごく疲れたので今日は目覚ましもあわさず気の済むまで寝てました。で、起きたら10時過ぎ。ゆっくり朝ごはんを食べながらこのたびの総括。今日で最後とはいえ観光はもういいし、買い物もおみやげを除けばまあ大体やったと思う。サッカーも見に行くし、やりたいことはできたかなあ。
少し出かけ、夕飯の買い物とみやげ物を買いましたらもう現金が残り少ない。お菓子のもととか、食品関係もっと買いたかったんだけどな。ともかく空港までの交通費は死守しようっと。
そんなわけで最後の昼も外食などの余裕はなく、近所のおいしいパン屋で買ったバゲットでサンドイッチジャンボンをこさえ、最後になった巨大マグナムアイス、コーヒーと、かるーくすませたのです。
サッカーの試合は午後5時15分という中途半端な時間に始まります。幸いスタジアムまではホテルから地下鉄1本。
ドイツと同じような気分でデジカメ持参で行ったら、入り口の荷物検査でデジカメの電池を没収されました。電池では凶器にならないので撮影禁止、という意味かもしれません。もちろん試合後返してもらえますが、電池にシール張られちゃったよ。
フランスは欧州サッカーの中ではマイナーなのですが、ファンはやたら熱いです。バイエルンのスタジアムの半分強位しか入らないようですが、よほど見にくい席以外ほぼ満席。両ゴール裏を見ると両方赤青白の色合い。あれ、今日の敵ナントは黄色のはず。と見回すとものすごい片隅にちょこっと黄色の一団が。他はみんなリヨンの応援だったのです。日本もドイツもホームアウェーが両ゴール裏に入るという大変平等なシステムなので、えげつなさにびっくりしました。
予定より数分遅れて試合が始まりました。近所の席の兄ちゃんは「めるどぅ!(畜生)」「なんぽるとくわ!(なんやねんこれは)」を連発し、両ゴール裏のリヨンサポはそれぞれ勝手に歌い、エールを続けます。フランスらしいなあ。 カメラの電池を没収されていたので撮れませんでした
そうこうしているうちにこないだまでバイエルンにいたエウベルが1点入れてリヨン先取。両チームともトラップミスやパスミスが目に付き、やはりフランスリーグはレベルが低いのだなと実感しました。このリヨン、国内リーグと並行して行われているチャンピオンズリーグで優勝したら日本に来るのですが、まあそれは絶対無いと確信できます。
試合はそのまま1−0でリヨンが勝ち、とりあえず喜んで帰りました。
リヨン最後の夕食です。前菜にスープと残ったサラダ全部、メインには鴨のもも肉をオーブンでロースト。付け合せにジャガイモとタブール。さらにもちろんワインとチーズ。
デザートにカフェリエージョワ、コーヒーでしっかりいただきました。