美食極めり　2004年12月24日（日）

今日もうす曇なれど降りそうにない天気。いいことです。昨日より暖かいかな。暑くもなく寒くないいい気候の元、トラムでゴトゴトと朝ごはん飲茶に「陸羽茶室」に向かいます。何故ここかと言うと、朝早くから開いている飲茶はなかなかないからです。しかし中はクラシックでいい雰囲気ですね。
内装外装だけでなく、売り方もおばちゃんが駅弁みたいに点心を売りまわるクラシックスタイル。欠点は最後の方に回られると冷めていることらしいけど、今回は2階の席だったので、上から回ってくる点心は熱々だったのです。 腸粉、シュウマイ、餃子などをいただきます。今日のお昼は海鮮をたっぷりいただくのでちょっとセーブ気味。しかしエッグタルトまでしっかりいただいたのです。
そのまま地下鉄でお昼ごはん場所の彩虹に移動。これが今回の日程中一番遠い場所（空港までの移動はのぞく)です。そこからミニバスで1時間近くかけて西貢へ。海辺の小さな町で、昔は水上生活者の多いところだったそうですが今ではすっかり観光地と化しています。ここは海鮮が安く新鮮だそうです。
観光地なので観光が出来ます。今も水上生活してそうな船で海を軽く遊覧。途中釣りをしている磯などがありました。でも日本のとは大分磯の様子が違いますね。海も潮の匂いがしません。
戻ってくるとそろそろお昼。立ち並ぶ海鮮レストランを見比べながら、いい魚を出しそうなところを探します。Vare大王の選択ポイントは小エビの活きのよさ。決めたレストランで、生簀からどんどん選んで生きます。生簀には海老やカニ、貝の他にウツボやイカ、カブトガニまでいました。
生きのいい海老はゆでてもらい、巨大シャコはガーリック蒸し、ハタも葱しょうがで蒸し物、その出汁が美味しいので白ごはんをもらって汁かけご飯、さらにイカフライ、チャーハン。 いやはや、よく食べました。しかし今日のメインはこれではないのです。
戻ってしばし自由行動。私はスーパーに行きたかったので買い物組に混じります。昨日も今日も人が多いですね。こんなに商業施設と食べ物やだらけで、しかも全て流行っているなんて、店屋にとっては夢のような場所です。 日本の店もたくさん進出していますが気持ちはよく分かりますね。 適当に買い物をしてホテルで一服。あーあ、あと一日かあ。しかし連日豪華食なので、胃袋と財布的にはもう帰っていい頃ですね。
オーストラリアから（なぜか関空経由で）ピキピキさんも合流され、これで今回の最大人数8人。 今夜の晩ごはんは「天香樓」です。なんと、一人5万円位握り締めて行くようなレストランだとか。うひゃあ。 ダイジェストメニュー(日本語入り)には高いのしか載っていないので、普通のメニューを見せてもらうも、ほとんど値段がかいていないそうで、豆腐料理を頼むも「ない」と突っぱねられ結局ダイジェストメニューに。 まずは生きたワタリガニを紹興酒でおぼれさせた「酔っぱらいガニ」。とろとろの身が大変美味しいです。
続いてトンポーロー、野菜とキヌガサダケの炒め物、をいただきます。どれも美味しいですねえ。お酒は28年ものの紹興酒。まろやかです。値段のことは考えず、カロリーのことも考えず、メインの蟹味噌そばに参ります。 これはカニの内子がたっぷりのソースがけ麺。一体これだけ作るのに何匹のカニを使ったのでしょう。これをせせる職人さんご苦労様です。 贅沢な麺をいただき、ついでにチャーハンと、暖かい白玉のデザートもいただき無事終了です。
今日はクリスマスイブでなかなかの人出。9時前なんですが、観光客だらけです。店も大体営業しています。もちろんイルミネーションはどこもかしこも凝っていて大変にきれいです。 この後夜食を食べにいくと言う話が出て、とりあえず消化と夜景見物の為、高いところでゆっくりすることになりました。。
人ごみをすり抜け、ホテルニッコーのスカイラウンジでしばしゆっくり。イルミネーションで絵を作るのはあまり好きではありませんが、明かり自体がきれいですねえ。 ちょっと休んで、これからさらにピリ辛蟹を食べに行く組と帰る組に別れました。私はおとなしく戻って寝ることにしました。さすがにもうついて行けません これで日程ほぼ終了。 でも明日も大きな山があるんだな。