かき公は驚いたが私も驚いた30℃差 2009年01月10日(土)
朝7時に家を出発。時間も押しているのであわてて駅に向かいます。ふと同居人に抱っこされているかき公の足見ると靴下。こりゃいきなり痛恨のミス。でももう戻れないから向こうで買うことにします。
空港に着いたとたん、着込んできたコートをコインロッカーに放り込み。だって行き先は常夏のサイパンだもん。これで親子3人してTシャツとパンツの軽装になりました。
早朝起こされた上朝ごはん食べるヒマもなかったかき公は、遊びに行くことも分からず次第に不機嫌。同居人も朝ごはん食べたがりましたが出国できるまで油断はできません。案の定チケットに子供のことが書いてないとかで出国審査で足止め食らい、免税品店もゆっくり見られない始末。かき公には持参の牛乳とバナナで朝ごはんとしてもらいましたが私らは機内食まで飲まず食わずだよ。
ノースウェスト航空は初めての利用。3連休なのに乗客は少ないのかシートは3−3の小さな飛行機(個人液晶なし)でした。しかも私らの席の残り一人はいなかったし。
かき公の席ができてラッキーだったけど、本人は全然動けないのが大変不満で、牛乳飲みたいのに母ちゃんが飲ませてくれない(離陸中耳キーン防止に飲ませようと温存)のがさらに不満で泣く!叫ぶ!暴れる!
そりゃもう迷惑なガキそのもので、周りに申し訳ないったらありゃしないのだけど、たかが1歳では言っても分からないから黙らせる方法がないんだよね。周りの皆様ごめんなさい。
ついに根負けして牛乳飲ませた頃ようやく滑走路へ移動。ああ。しかし牛乳飲んで満足したらしく、かき公は離陸前に寝てました。
飛び立ってから程なく、かき公用のキッズミール(事前予約)が来ました。アメリカ航空会社でしかも3時間ほどのフライトだからろくなもん出るまいと思ってましたら

カレーピラフ・ハンバーグデミグラスソースかけ・チキンナゲット・ニンジンとグリーンピース
カスタードオムレット
プリン
コアラのマーチ一袋
リンゴジュース

というなかなかおいしそうな内容。しかし本人は熟睡。
大人はどうだ?と思いましたら、せっかく選択の余地があるよう前の席を選んだのに機内食は一手しかないんだと。

海鮮丼
フルーツサラダ
ふんわりチーズケーキ(10個198円で売ってそうだ)
こんだけ。

アルコールは有料(缶ビール500円のみ)だし、キッズミールの方が豪華じゃん。
朝ごはん抜きの私らがこんなもんで足りるわけなく、起きる気配のないかき公の機内食も、ごはんと野菜とナゲットいただきました。機内食が物足りなかったのは初めてだわ。
かき公は着陸前に起きて、残してあったハンバーグとカスタードオムレットをぱくぱく。持ってきたバナナも1本食べて、食べている間にサイパンに着きました。おお、ニューカレドニアを思い出すシンプルな空港。
入国審査は一応アメリカなので厳格。長蛇の列です。「コドモアルヒトコッチ」と別列に並ばせてもらいましたが子連れが多いのであんまり意味ない。結局どこの家族もお父さんが家族分のパスポートを持って並び、母子は先に入国して遊びながら待つ、ということにしてくれました。
ホテルの送迎車にピックアップしてもらい、一路島の北の方にあるホテルへ。窓からの景色はいい天気でヤシの木なんか生えてて南国そのもの。何となく沖縄の国道58号線を思い出すなあ。
30分ほどでホテルに着きました。お出迎えが日本人だったがフロントは英語人だったので一瞬言葉が切り替えられなかった。いっそ最初から最後まで英語の方が心の準備ができて楽かもな。
我らの部屋は一軒家のコテージ。はい、集合住宅住まいは1件屋に弱いのです。しかもここのはロフト付2階建て。ああ内階段!
ホテル情報
国、都市: 北マリアナ連邦 サイパン
ホテル名: マリアナリゾート&スパ
電話/FAX :670-322-2235/670-322-0776
回線の確保:無線LANらしい
回線の種類、パソコン持って行ってません
通信難易度:◎ 無線LANなら楽でしょう。ロビーにもパソコンあり
情報の基準日:2009年1月10日
設備・備品:セーフティボックス、テレビ、ポット、冷蔵庫、ミニバー、CDラジカセ、カップ、グラス、ハーブティー、石鹸、シャンプーボディソープ、髭剃り、ボディミルク、歯磨きセット、シャワーキャップ

かき公のサンダルと、飲み物などを買いに行きたいなあなどと考えたのですが、居心地いい部屋でコーヒー入れたり、広い部屋に大喜びのかき公が遊んでいるのを眺めているうちに夕方。ホテル内でごはん食べることにしてレストランに行きました。
レストランオープンまでちょっと時間があったので、ハッピーアワーのバーでアルコールなど。夕陽を見ながら優雅に、と言いたいところですが、グラスに手を出したり、「ひもじいし眠いやんけ」とぐずったりするかき公をあやしながらでは酔えませんわ。
あまりかき公が泣くので、ホテルのお姉さんがバナナくれました。現地物らしいバナナは短いながら太さは日本で見るやつの2倍はあって、食べがいもあったらしい。あっという間に1本ペロリ。
夕ごはんはブッフェ形式。もっとかっこいいレストランもありますが、小さい子供つきだとこれが相応。案の定ごはん中もぐずりまくるかき公。さっきのバナナでお腹が膨れ、食べることもなくヒマであるのに加え、いきなり暑くなったのが不快らしい。そりゃそうだわなあ。南の島にいくと言っても通じないから理解してないだろ。
代わりばんこに遊ばしに連れ出して、何とか夕飯終了。
しかし、最近日本語を理解し始めたせいか、本能的に自分が属する集団に属するかどうか見抜いているのか、ホテルの現地人スタッフに「カキチャン〜」と呼ばれ、怖いものでも見たみたいな顔して固まっておったよ。
部屋戻って広いリビングでうだうだして1日目終わり。