食べる以外何もしなかったような気がする日 2009年10月11日(日)
朝。昨日ごちそうに、シャンパーニュ、紹興酒2本に白ワインと、結構やったのに元気。中華ってすごいな。
今朝はお粥。が、日曜日とて、ビジネスマンが朝ご飯するような店は休みなんだそうです。ので、日本じゃ中華スイーツで有名な「糖朝」。朝は麺も粥も、ちょっとした点心もやってました。
Vareさんの麺は外れだったそうだけど、粥は普通。ピータンと塩豚粥はかき公も(熱々でなければ)お気に召した模様で、食べる食べる。腸粉も腸粉部分がおいしいらしく、最初は節分太巻きみたいに食べ、次には分解しながら食べる食べる。
困ったことに、私の好きな食べ物は大抵かき公もよく食べる。日本で薄々わかってたが、香港で確信に変わったよ。こりゃ後数年もしたら、親子で食べ物奪い合うことになるな。
朝ご飯の後はホテルに戻って一休み。
昼ご飯が早い目なので、かき付きで外出する労力をかけるほどの時間はないのです。
昼ご飯の「海都海鮮酒家」は、香港食い倒れツアーでは定番の海鮮レストラン。今までは香港島側ばかりに行っていたけど、ハーバーシティにも支店があるそうです。ここで、昨日もらってきた案内図が大役立ち。このショッピングモールは地図なしでは絶対迷うからね。
店の前にあった上海ガニの巨大模型にかき公大喜び。ハサミ(海草を模したふわふわが付いている)をさわらせろと言うので、何回も抱っこさせられた。
半個室に通していただき、さあごはんだ。

いつも通りまずは点心。熱々小籠包は死守したが、タロイモコロッケは速攻かき公に取られた。半分位残すかと思いきや、全部食べる。具にパクチーの入った腸粉も食べる。さすがにお代わりは要求しなかったが、吐き出しもしなかった。既に味覚は母を超えたかもな。
XO醤の腸粉食べた記憶がない(メニューになかった?)のと、大根餅がべたべただったことをのぞくと大変おいしい。ふかひれスープ餃子も、かき公にフカヒレ手つかみで取っていかれたが、昨日おいしいのをいただいたので許す。
メインは花彫蟹。先に動いているところを見せてもらったけど、我々はもとよりかき公も特に「かわいそう」という感情はなく、しっかり食べる。身もミソもおいしいねえ。
これはソースが大変においしいので、いつも後で麺を入れてもらうのですが、いい湯で具合で満足満足。
ここで、さっさと腹一杯になったかき公が、外で遊ぶとぐずりだし、外へ。
生きた蟹見たのが楽しかったのか、巨大上海蟹模型が楽しいのか、、はたまた蟹がおいしかったのか、「かにさん、かにさん」と歌いながらカニ歩きでショッピングモールをうろうろ。そんなかき公を追いかけて昼ごはん終了。
夕方の集合まで4時間ないので、そのままホテルに帰宅。暴れ疲れたかき公は昼寝、世話し疲れた私も昼寝。
元々買い物のために来たんじゃないが、こんなに買わなかったのは初めて。あ〜あ、明日もう帰るんだねえ。
夕飯は九龍城の「竹園野味海鮮飯店」へ。タクシーで行くため、Vareさん空さん宿泊のペニンシュラへ。昼過ぎから雨が降ってきたけど、なにせ暑い香港。濡れてもダメージ少ないし、第一、ホテルどおし大変近かったのです。

海鮮飯店の前には生け簀。まずここで食材を選びます。巨大なイセエビを見せられたかき公、何だかよくわかってません。でも、生け簀の中にスッポンを見つけ「かめ、かめ」と大喜び。
チーズロブスターは当然ですし、Vareさんがお店の人と交渉して、エビの他には巨大シャコ、それから色々な貝。
食事前の儀式で、食器をお湯でゆすぎ、飲み放題の2008ビールで乾杯。
どんどん料理がやってきます。貝達もそれぞれおいしそうに料理されてきました。ハマグリは上品に蒸し、あさりは豪快にしょうゆ炒め(開いた2枚貝を見たかき公「ちょうちょみたい」)。
巨大シャコはガーリック炒め。身がなんとも甘くて最高です。

で、メインのイセエビはここの名物、チーズソースに浸かってやってきました。前にここに来たときは、福臨門の前菜という無体なセッティングで苦しい思いをしたもんです。でも今回は思う存分、チーズソース麺まで食べられます。
かき公は、お子ちゃまらしくチーズソース麺に夢中。自分の皿からなくなると即「つるつる〜」とお代わりを要求。店のおばちゃんたちにかわいがられていました。
かき公がぐずり出したら即、デザートのスイカを持ってきてくれたおばちゃんのグッジョブに感謝。
ここではしめご飯をせずに、またタクシーでペニンシュラに。
嘉麟楼のおいしいチャーハン、チャーシュー包、デザートを、ルームサービスで取り、Vareさん持ち込みのおいしいワインとポートと共にいただきます。
部屋が広いから、5人いて、ルームサービスのテーブルが入っても全く問題なし。かき公をそこらに転がして、気楽にワイワイ楽しめました。
後日請求からすると、ずいぶんお安く嘉麟楼が楽しめたことになり、誰かがペニンシュラ宿泊していると楽しめるなー、と思ったのです。