かき公のいない自由、いる自由 2010年05月30日(日)
今日はかき公を9時から託児所に放り込んで観光の予定。
またしても早起きできず、ブッフェの朝ご飯をゆっくり食べている暇がなくなったので、隣のレストランでアラカルト。「continental breakfast」は、通常のそれとは違い果物付きだと。
頼んでみたら食パン・甘パンにパイナップル、イチゴ、なんとかベリーに生ジュース、コーヒーというなかなか豪華なもの(タンパク源はオプション)。パイナップルが高橋青果店並みにおいしい。値段もブッフェより安いし、こりゃいいわ。
託児所はシェラトンの中にあるポピンズ。ホテル宿泊者でなくても利用可、日本語OKであり、キッズプログラムを使えば、何か作らせてもらえたり、子供が楽しめるようになってる。
かき公預けたのも、面白くもないところに他人のペースで連れ回されるより、ひとところでやりたいようにできる方が楽しかろう、ついでにここでしっかり休んで帰国後熱出すなよという理由。もちろん私らも羽伸ばしたい。
行ってみれば、本日の利用は3人であったが、かき公はおもちゃに心奪われ、ちゃんとバイバイしてくれた。心の友、毛布もあるし、5時間なんとかやってくれるだろ。
今日は観光。私は全く考えてなかったけど、母は「ハワイに来たらハメハメハ大王像を見なければ」と思っているのだそうな。
お荷物もなく、軽やかにバス停へ。トロリーは大回りなので使わない。 乗ってみたら、観光客も結構いて、停留所も近いし、慣れりゃこっちの方がいいかもね。降りますの合図はボタンピンポンではなく、紐引っ張ったら「Stop Requested」って音声。おお、面白い。
しかし事前にしっかり調べておかなかったので、目的地のイオラニ宮殿を越してしまった。 ここらはチャイナタウン、道路標識も中国語(?)が並記されている。おいしそうな飲茶屋も発見。ああ、時間の制約がなければ、ひとりだったらここらをもっとうろつきたかった… とはいえ、アウトレット洋服屋「Ross Dress for Less」を見つけて速攻寄り道、母と共に服を漁ってお買い物してしまいましたが。
イオラニ宮殿近辺は官公庁街。日曜日、かつ三連休(月曜はmemorialday)の中日で人通りがないったら。宮殿に着いたが、人がいないなあと思ったら土日休みだと。うーむ、何の調査もしてなかったら、こうきたか。
それでもハメハメハ大王像は休日関係なく、母の目的は無事完遂。写真撮ってはいOK。
そろそろお昼だけど、休日の官公庁街では店が開いていない。観光客向けの場所なら開いてるはず、と、海側に向かいます。
目指すは「憧れのハワイ航路」も見たはずアロハタワー、横のアロハタワーマーケットプレイス。 ここは少し前までJTBの事務所があり、必要があって行く日本人観光客たくさんいた。が、今はわざわざ行く観光客もあまりいないようで(宿泊地ワイキキからここまでの間にあのアラモアナセンターがあるからね)テナント結構空室。人まばら。
まず 暑くて喉が渇いてたので、迷わずブルワリー内蔵のレストランへ。かき公がいないとかくも気楽だ。 食事は、1日目で思い知ったので、野菜ビザ1枚を分け分け。
いや、ビールがおいしい。コクも甘みもあって大当たり。ドイツと違ってきっちり冷えているけど、この気候では冷やして大正解。ビザもおいしく、母娘二人でガールズトークならぬオバサントークも弾む弾む。 そのままタクシーでホテルに戻ったら、あっという間に着いた。
時間になったのでシェラトンへ。かき公はお昼寝中だった。やっぱり疲れてたのね。 作ったキャンディレイと、撮ってもらった写真と共に帰宅。ありがとう。 お世話になりました。
昼寝から覚めたかき公は、パワー回復。じゃあ海でも行くかとホテル裏のビーチへ。 かき公波打ち際で大はしゃぎ…どころか「こわい〜」と、砂浜で砂遊び。確かに結構波高いわな。
ビーチは禁酒だが禁煙ではないらしく、寝そべりながらふかすアザラシ姉ちゃんに辟易して、さっさと撤退。プールに行ってみました。 浅くても1.2m。かき公一人じゃ遊べないので、抱っこして入ってやったら、水が顔にかかっても大喜び。プールが影になって、寒いからと力ずくで連れ帰るまでかき公は遊び続けました。
最後の晩ご飯はどこ行こう。ビーチウォークのホテル寄りに、よさげだが子供用ハイチェアのあるレストランがあった。 行ってみたら、なかなかに高級。かき公には子供用オードブルが出てきた。我々には、ピリ辛まぶし枝豆。
スパークリングワインなぞいただきながら、アラカルトで春巻きと、角煮風スペアリブ。前菜の欄だったけど、結構なボリューム。でもおいしい(枝豆は手が汚れるだけだったけどなあ。食べ方が違うのか?)。
メインにマグロタタキと牛肉煮込み。スペアリブを調子よく食べてたかき公が、タタキを手づかみ、添えてあったソースをたっぷりつけて一気に口に… 「ぎゃあ〜(大泣)」 ソースにはワサビがたっぷり入ってたよ。
かき公、泣く、ぐずる。「抱っこ」と言うので、眠いのだろうと、片手でだっこ(もう片方で食べる)。 かき公もやっぱり食べたいらしく、我々が牛肉煮込みをせっせと食べてたら、付け合わせのマッシュポテトを要求。
そこにかき公向けサービスで、大きなサンデー到着。途端にかき公のテンションは最高潮。自分の席に戻ってパクパク。
更に我々の頼んだ焼きチョコケーキも到着。いわゆるフォンダンショコラなそれは、濃厚アツアツとろとろで、我々もテンション最高潮。「もう思い残すことはない!」と完食。 〆にコーヒーいただき、チップ弾んで (これだけかき公にやっていただくと)帰宅。
後で調べたらここはパシフィック・リム料理(日中寄り無国籍料理といったとこだな)の第一人者の店であった。よく行けたな、かき公。