ゆっくりしたいが出来ない性分なので 2012年01月08日(日)・09日(月)
朝。なかなかいい天気。オーシャンフロントなので、海が思い切り見える。きれいだね〜
ほぼ徹夜だった別居人と、昨日昼寝していないかき公は、さすがに疲れて爆睡。 しかし、キングサイズベッドの真ん中に配置したかき公が動きまくり、かき公の寝相に慣れてない別居人は度々起こされたらしい。
朝ご飯は、外に行くたって近場には何もないので、ホテルのブッフェ。 大きな窓を通してトロピカルなお庭やプール、海が見え、陽光がまぶしくて気持ちがいい…と思ったら曇ってきて降り出した。
雲の動きが速いので、すぐ止むが、また降る。今日はどうやら一日中この調子らしい。
かき公と別居人は白米とお味噌汁を楽しみ、パン派の私はそれ以外を色々試してみる。
パンもおかずもたくさんあって、なかなかおいしい。ハワイのホテルよりいいかも。いっぱい食べたいが、お腹がいっぱいになって朝ご飯終了。
部屋に戻って服の下に水着着てプール経由海。
別居人とかき公はゴーグルもアクアシューズ(メッシュの靴。ビーサンではすぐ脱げて、サンゴで足を切るので)もバッチリあるが、私は両方なし。ゴーグルは、シュノーケリングセット借りてカバー、シューズ(ホテルの売店が一番安いが、サイズがなかった)は持ってきたサンダルを流用した。
海に入ってみると、遠浅で水もきれい。覗けば灰色の魚が数匹、底の方を泳いでた。持ってきた魚肉ソーセージを千切って与える。おお、食べた。 さらに探すと、青くて細く、鼻の尖った魚。別居人「サヨリや。こんな色したの初めて見た」魚肉ソーセージやると食べる食べる。気が付いたらサヨリの群に囲まれてた。
他にも、派手なカワハギとかいるいる。シュノーケリングって楽しいなあ。
せっかくゴーグルとフロート付けてきたのに、かき公は海を怖がり、別居人におんぶ。シュノーケリングセットに付いてたライフジャケットを別居人に譲り、2人は浦島太郎と亀みたいに海を漂っていた。幸い顔を浸けなくても魚は見えたそうで、かき公大喜び。
しかしなんだかんだ言っても1月。曇ったり降ったりすると、やはり寒い。
魚肉ソーセージがなくなったところでホテルのプールに戻る。ここはやたら浅い子供プールがあるのでかき公も遊べる。ウォータースライダーは120cm以下禁止だったが、膝に乗せればOK。かき公と滑ったら、最後鼻に水が入ったそうで、テンションダウン。
我々も、寒いから、ジャグジーに移動。海がよく見えるところにあるそれは、ブクブクなしで温かく、まさに露天風呂。たくさんのお客さんと一緒に、地獄谷のサル状態で温まり、部屋に帰還。
とにかく「晴れ→曇り→ざーっと雨→曇り→晴れ」の繰り返し。乾期のはずなんだが、タイの洪水同様、気候が狂ってんのかな?でも、おかげで虹が見えた。
たくさん遊んで、かき公は昼寝かと思いきや、興奮してるのか寝ない。
じゃあお腹も減ったし、かき公の電池が切れる前に晩ご飯にしようと(朝ご飯っぷり食べたので、昼は抜き)、ホテルを出て散歩とご飯屋探し。
海岸沿いの公園を歩くと、きれいな砂浜に、サンゴの欠片や貝殻が打ち寄せられていてきれい。ヤドカリを見つけてかき公も大喜び。
木々に花が咲き、でも日本の夏のように暑くなく穏やか。ああ、あと12時間程で帰国かあ、もったいない。 別居人も「金曜なら休めるから、次は3泊で」と、珍しく有給消化の申し出。
当初の目的地は、近所(片道10分はかかるが)のホテルに入っているカプリチョーザだったが、なぜわざわざ海外で、日本にあるのに入ったことないような店に、という疑問が出て、近くにあったシンガポール料理店「シンガプーラ」にした。
要はエスニック+中華×海鮮、というメニュー。かき公にはキッズメニューの塩ラーメンを与え、親は辛い物注文。
しかし、前菜のムール貝とクリスピーチキンに狂喜乱舞の両親につられ、かき公チキンに手を出した。 あれ、結構普通に食べてる。 空心菜の炒めものは、香港以来のおいしさで、ご飯が欲しくなるがお腹いっぱい。それでもプリプリエビたっぷりのミーゴレンなど頼んでしまい、また、かき公が全然食べない塩ラーメンも片付けて、久々におなかキンキン。
近所のABCストアでおみやげを買ってぷらぷらとホテルに帰還。道にはプルメリアの甘い香り漂い、クリスマスがらみらしいが南国チックな極彩色イルミネーションたっぷり。
ああ、楽しかったね。でもパッキングせねば。明日の飛行機は6時離陸だから、3時台に出発だしね。
さて、私、超早朝にホテルを発った経験が、ヨーロッパしかなく、その場合は前日にチェックアウトしておかないと、チェックアウト権限のある人がいなかったりカードが使えなかったり大変だったので、当然のようにホテルに戻ってすぐチェックアウトをお願いしたらば、フロントのお姉さん「支払いも今するの?」 ?
そうか、高級ホテルなら早朝チェックアウトありなのか。
さらに関心したのが出発時。別居人が、早朝もタクシーがホテル周りにいること確認してたのに、いざ出るといない。したら、すぐホテルの送迎で対応してくれた。
普通にホテル送迎の定額取られたが、オール自己責任で旅するのが当たり前の私には嬉しかったさ。
そんなわけで空港に着いたのは午前4時。無論外は真っ暗(気温が違うだけで、日の出日の入りは日本と大差ない)。
閑散としてるかと思いきや、免税店もフードコートもフルオープン。
客がくる時間だから開けてるのだろうが、24時間空港のはずなのに時間外すと閑散としている関空に慣れてる身からすればご立派。
子供の遊ばせ場もないほど店だらけ。ヒマなんで、つい買い物してしまった。
帰りも、機内で朝ご飯が出るので、バーガーキングを目の前にしてあきらめた。
搭乗してみると既に日本モードの服装になっている人多数。帰りは楽だが、グアム滞在中ダウンコートが身の回りに存在していると考えるだけで私は嫌だなあ。
で、機内朝食。子供用はハッシュドポテトにソーセージ(皮のないやつ。アメリカンタイプと言うのか?)、スクランブルエッグ少々とミニトマト丸1個。大人はイモがあっさり味のピラフに、トマトは普通のトマト。イモよりごはんのほうがはるかにおいしく、かき公は大人用のを食べていた。
しかしコーヒーの薄いこと。
日本に着けば、薄着が寒かったし、外を眺めりゃ鉛色の空と海。
分かっちゃいるけど、あーあ。
3年ぶりの家族海外旅行で、別居人は大変喜んでた。ただ、彼をメンバーに入れると日程が土日祝(譲歩して+金曜日)となるのがネック。ホテルの人にも言われたけど、1週間は欲しいところなんだけどねえ。
ようやくかき公も何が起こっていたのか理解できたらしく、保育園で報告していたらしい。うちでも「グアムは英語の人がいっぱいいたなあ」と、どうやら「自分の住んでいるところ以外にも色々あって、英語を話す人がいる場所もある」と理解した模様。
よしよし「内向きにならない日本人」になるよう、これからも仕込んでいっちゃるぞ。