競技場の寒い夜 2001年11月27日(火)
今晩のトヨタカップのために昼からお休みを取って飛行機で東京に向かいます。一人暮らしを決意したため節約しなきゃならないんで、今回のテーマはいかに安く、しかしケチくさくなく行くか。当然伊丹空港への道も一番安くて確実な阪急+大阪モノレール。
久しぶりに乗る阪急は何もかも新鮮で、駅すら、梅田駅のどんずまりターミナル駅が海外旅行を思い出させてわくわくしてきます。
飛行機は初めてのJAS。ほぼ満席。東京大阪間というメジャー路線でもあるし、何しろこの便は新幹線より安いのです。
しかし各席に液晶テレビが付いていて、映画の予告やニュースが見られるし、何も配らないと思ったらジュースが来るし(有料かと思ってしばらく手を出さなかった疑い深い私)新幹線よりいいやん。水平飛行はつかの間で、あっという間に羽田に着きました。
宿も安く。公的機関なら便利・安い・広いの3拍子揃います。ここはネット予約もできて大変便利。
【ホテル情報】
国、都市: 東京 五反田(駅から徒歩5分)
ホテル名 :ゆうぽうと(東京簡易保険会館)
電話/UPL:03-3494-8099 /http:www.u-port.kfj.go.jp
回線の確保/回線の種類:通信してないので不明
通信難易度:通信してないので不明
情報の基準日:01/11/27
設備、備品:ドライヤー、シャンプー、リンス、石鹸、
  歯ブラシ、ひげそり、シャワーキャップ、タオル、
  浴衣、セーフティボックス、冷蔵庫、体脂肪計
さて、時間も迫ってきたので国立競技場へ向かいます。前回国立競技場へ行ってからの4年間に都営地下鉄大江戸線が開通し、国立競技場脇に駅ができてました。乗るのも出るのも大変な地の底にありますがきれいだし珍しい。ここから六本木にも簡単に出られるんですね。こりゃ便利だ。
手荷物チェックが厳しいと聞いてたのですが、気が抜けるほどゆるく、すぐ入れてしまいました。こんなことで来年大丈夫か?
私の席はサポーター席に近い角席。既にバイエルンサポは定位置に陣取り歌っています。しかし日程か(何でも2泊3日の弾丸ツアーらしい)世界情勢か、対戦相手ボカのサポーターに数で負けておりました。その代わり日本人バイエルンファンがかなりいてうれしかったですねえ。「いっひりーべばいえるん〜」と叫んだ兄ちゃん、思い切り日本語だったが気持ちはよく分かる。
東京のサッカー仲間、ネコマーさん、sallyさん、めいりんさんも到着されさて、お久しぶり〜とやっているうちにキックオフ。
が、ボカなんてやっちゃえバイエルン、というファン達の熱い思いと応援と裏腹に、バイエルンは冬眠から冷めたばかりのクマのように動きが鈍いし、南半球から来たボカは日本の寒さに冬眠に入りかけている。ボカのベンチだけ妙に元気で、納得できない判定が出る度に総出で抗議に来るという状態。これとボカのキーパーのファインセーブがおもしろかったなあ。
あらぬ方向にセンタリングしたりキーパーのど真ん前にシュートしたりで時間をつぶした末試合は延長へ。ここまで来ると試合も見ているこっちの体も寒くて「この際ボカでもいいから点を入れて〜。そして早く終わって〜」とバイエルンファンとしてあるまじきことを考えてたら何度目の正直だか、や〜〜っと1点押し込んでくれました。でもってそのまま逃げ切り試合終了。無事バイエルンが世界チャンピオンとなったのです。
何はともあれトヨタカップ受け取って喜ぶバイエルンの皆さんが見られただけでも行った価値ありましたなあ。
ところでここ数年メインスタンド登ったところで表彰してたのに、今回はフィールド内だった。なんでだろう?