シェルシュミディの午後 2002年3月10日(日)

 
今日は写真整理とホームページの準備のため部屋にこもります。朝ご飯の後、今日の昼御飯と、中途半端になくなりつつあるバターを調達するため近所の朝市へ。
日曜は有機農法のものばかりのビオ市をやっているのです。
豆乳や有機パンなどビオ市ならではの品揃えが楽しいです。魚屋さんも出てたけど、どこがどう有機ものなんだろう。
シェルシュミディ通りの朝
バターを50g、昼御飯用にブロッコリーと塩漬け豚のキッシュを買いました。それからハチミツ屋さんが出ていたのでハチミツ飴も1袋。
部屋に戻って、私は部屋ごもり、さくみさんは美術館巡りです。今日もとてもいい天気。ダイニングテーブルで作業してると、時々サイレンや教会の鐘、鳥の鳴き声など聞こえてきていい感じです。これで昼寝も付けば最高だなあ。
本日の昼御飯。案の定じきにおなかが空いた
ふと気付くと午後2時過ぎ。すごくいい天気。アイスクリーム食べたいからベルティヨンへ行こう。
メトロでモベールミチュアリテまで行って、ぷらぷらサンルイ島に向かいます。すごい人。おうち近辺では観光客もほとんどいなくて、パリ(=観光地)に来たという気分になってませんでしたが、人混みを見たらパリを実感です。
トゥールネル橋から見たノートルダム
アイスクリームを食べたら、またおなかが空いてきたので左岸に戻ってふらふら南下。途中、昔の闘技場跡なんかを見ながら市場通りのムフタールにいってみました。
でも今日はほとんどの店がお休み。ギリシャサンドイッチの店が開いてたので、サンドイッチを買って、食べながら部屋に戻りました。
ピタパンみたいなのにヨーグルトソース、野菜、そぎ切った肉をはさんでくれる
今日は夜からオペラ座です。オーケストラ席が取れてしまったので、この日用に服も靴も別に持ってきてあります。
まあ室内楽の日で、バレエやっている日に比べて値段も敷居も低いんですけどね。それでもやはりオペラ座はオペラ座。建物も内部も明かりの具合もすべて絢爛豪華。さすがです。これでイブニングドレスのお姉さんでもいればと思ったら一人だけいました。
夜のオペラ座
今日の演目はドビュッシー以外作曲者分からずの4曲。現代音楽で、よく分からないのもありましたがおおむね楽しめました。
最後のがドビュッシーで、どんな曲なのかなあと思いましたら朗読付き、というか朗読のバックミュージック生演奏付きといった内容。当然フランス語なので時々しか分かりません。パンフレットに全文載せてくれたらがんばって理解するのになあ。
シャガール画の天井
無事音楽会は終了しました。
コーヒーでも飲んで帰ろうかと周りを見渡すも、オぺラ座近くの有名どころカフェは改装中か囲い付きで閉まっています。
しかし魚介レストランのカキがおいしそう。個人でカキはむけないので魚介とはご無沙汰なのです。というわけでコーヒーだけのはずがそれに魚介の盛り合わせとワインが付いてしまいました。でもカキはやはりおいしかったです。
出てきたときちょっとうれしい盛り合わせ