ここは天国の一丁目　2003年10日7日（火）

今日は無人島ピクニック。きれいな島で新鮮な魚のバーベキューをいただくというもの。が、半分曇りでまたしても涼しい。 同行者の調子は今ひとつ。とはいえ風邪を引くと食欲が出るんだそうで、米と煮魚を盛った皿にパンケーキジャム添え同居という奇妙な朝食をたっぷり食してます。私はエセ日本食は遠慮してパンケーキ。甘みがあっさりでむちむち美味。
9時にホテルの送迎バスで港へ。 ボートに乗り込んだのは私らとまんまるい白人のおっちゃん、運転手の助手らしき白人、それに現地人の運転手とその子供２人で、定員４，５名らしきモーターボートは一路沖合いの無人島に向かいました。 いや、これがまた揺れるの何の。ガンガンバウンドして、ちょっとしたスリル。私は喜びつつも必死で手すりにしがみついてたけど、お父さんについてよく乗ってるらしい子供らは平気なものでした。
さて島。少し薄日は差してきたけど、やはり海水浴にはきついやね。お昼ごはんの時間まで無人島探検といきますか、てことで砂浜伝いに歩いてみました。ここの砂はクリーム色、というかほとんど生成りのきめ細かいもので、ゴミはもちろん海草すら打ち上げられてない。砂時計の砂にできるねえとサンゴのかけら拾いつつ歩いていると、岬の先で運転手助手らしき男性と丸ぽちゃオヤジが並んで座っているのに出くわしました。なんとなく気まずくて引き返しましたが、なんであんな離れた場所で男２人。
出発点に戻ってきたものの、海に漬かりたい気温じゃないし第一同行者は風邪ひきだし、海でやることまったくなし。 ただ持ってきたタオルを浜辺に引いて寝そべるのみ。うーむ、本でも持って来るべきだったか。でもなんにもしないってのがバカンスなんですねえ。私には不向きだわ。
林の中で煙が上がってお昼ご飯ができました。メニューはまたしてもロブスター丸焼き。今日のは30cm位のロブスター（ハサミないから伊勢海老ちゃうかと同行者）。身はプリプリでおいしい〜。これに若いパパイヤのサラダ付き。これ、いわれなきゃ大根サラダだな。 さらに30cm位の魚のホイル蒸し焼き。これに自家製マヨネーズをつけていただく。ライス添え。デザートはよく熟したパパイヤ。 なかなか優雅な昼ごはんです。白ワインでもありゃあ最高だな。
ご飯後、「これで魚に餌付けするといいよ」ともらったパンを持って海に入り、コイにえさやるみたいにまいたらば来ました。残念ながらきれいな熱帯魚ではなくて灰色の流線型の小魚でしたが、コイみたいにうじゃうじゃ来ます。さすがに手から食べる、というほどまで近くには来ないけど、日本では考えられない距離。こっちの魚はあまり警戒心がないのかもしれませんね。
昼寝＋魚の餌付けで時間もたち（同行者がうれしがってずっと餌付けしていた）、帰る時間です。今度は行きより船が揺れる!波もざんざんかぶります。さぶいよう。 ボートは波をかぶりながらも出発した港に戻りました。ホテルからの迎えのバスにはここらの海岸で海水浴してたカップル1組が乗ってましたが、女性が唇紫にしてタオルきっちりかぶってる。今日の選択は失敗だったね。
部屋に戻ってから同行者が元気ありません。あったかいお風呂に入って暖かくして寝られればいいのですが、ここのホテルは離れ小島で設備が限られているというのにお風呂好きの日本人だらけなのでボイラーが追いつかず、ゴールデンタイムはぬるま湯しか出ないのです。 薬もないので頭痛薬だけ飲んで同行者ダウン。明日は本島に帰るからなんとかなるかなあ。結局１晩熱があったのです。