世界不況を肌で知る　2009年01月11日（日）

２階建て一軒家にはデメリットもあった。クーラーが２階、ベッド横に付いてるので、寝てると風が直撃する。消したり、でも暑いからまた付けたりしてるうちに朝になった。 ううむ、これで風邪ひいちゃたまらんな。 テラスに出れば目の前のヤシの木に見たことない鳥が来ていて、生垣はブーゲンビリアだったか赤い花が満開で、海は見えなくともいい景色。天気は薄曇りなれど今日も暑くなりそう。既に短パンランニング姿でも何の問題もなし。近畿地方の夏と違って風がよく吹いてるので体感温度は２度は低いね。ああ、天国じゃ。 起きてきたかき公も、自宅と違うことに何の疑問もなく、階段よじ登ったり、広いのがうれしいかうろつき回っている。
朝ご飯はホテルであるからしてブッフェ形式。客は日本人、中国人、韓国人、ロシア人辺りだからしてちゃんと米飯も味噌汁もキムチもある。同居人大喜び。 しかしかき公はパンと冷たい牛乳、焼きたて具だくさんオムレツ（こんな具の多いオムレツ初めて見た）の朝食を10分で終え、後はヒマがってぐずるのみ。 家だったら床に転がして勝手に遊ばせておくけど、ここではそうもいかず、２人で交互に外連れ出したりして何とか朝ご飯完了。それでも自家製のクリームパンがやたらにおいしく、最後は菓子パン系をお腹キンキンまで食べました。同居人に至ってはご飯3杯お代わり。
さて、今日一番やらなければならないのは、かき公のサンダル購入。 買い物となれば中心地まで行かねばなりません。しかし公共交通機関のないサイパン、一時間に一本しかない免税屋のシャトルバスを頼るしかなし。 ９月まではタクシー片道分出してくれたそうで、不便だね〜と、一番バスで繁華街ガラパンへ。地方都市の繁華街、であった。ホテルと免税屋だけがピカピカだよ。 まずは子供用品店（こんな物まで載っているガイドブック恐るべし）。地図見た感覚では近かったのに、歩くと遠かった。暑くなっていく一方の日差しに結構参る。何とかたどり着き、サンダル購入。18ドルなり。結構高級なんで、日本の夏に履けるよう少し大き目を買い、その場で履かせ、そのまま近くの砂浜へ。 波を怖がるかと思いきや、海に向かってずんずん進むのであわてて襟首つかんで引き戻します。何考えてんだろうな。
次は一応バス乗った手前免税屋さん。同居人が時計欲しいそうな。最近クリスマスも誕生日も何も上げてないので買うちゃる買うちゃる。 しかし、中はいってなぜタクシー片道サービスがなくなったのか分かったよ。閑古鳥がコーラスしてるよ。ヴィトンとかシャネルはほとんど入ってないし、化粧品売り場で口紅買ったらば、店員さんもヒマだからかセールスの一環か、かき公の相手してくれた。 まだ元気そうなのは中国人観光客くらいで、日本人はソファーでまったりしてたよ。 同居人の時計を買って、ヒマになってきたかき公遊ばせるためキッズスペースへ。中国人の子供が遊んでたら近づかないくせに、日本人の子供だと物怖じせず近づいていくのにビックリ。うーむ、何で分かるんだろう。
昼ごはん買うか食べるかしておきたかったけど、同居人も朝キンキンに食べたのが災いしお腹空いてないからいらないそうな。部屋で食べる用にお菓子や飲み物を買って、シャトルバス（次来る時も運行しててね)でホテルに戻りました。ちょっと出るだけで結構大変だ。 部屋に戻ると速攻でかき公お昼寝。こちらも昼寝するかほけーっとしているかしかありません。外暑いしね。 世間がお茶の時間になる頃、同居人がお腹を空かせました。いつもながらお腹が空かないと食べること考えられないんだよねえ。 ホテル内の売店でカップヌードルとパンなど買い、おやつ兼昼ごはん。一度1ヶ月間ほどコンビニもスーパーもない環境で暮らしてみろってんだ。
そろそろ夕方です。せっかく島に来ているというのに、まだ海にちょっと触っただけ。昼間は服+紙おむつだったから海に入れなかったので、かき公を水着に着替えさせてホテル敷地内のビーチに行きました。 しかしビーチと言っても元々あったものではなく、ホテルができたときに開墾（？）したようで、砂浜ではなく磯。潮の香りはしないがフナムシの仲間はいて、どこか日本の海岸状態です。かき公を遊ばせるのにはちょっと難しいなあ、と言っていたら、丁度満ち潮らしく、大きな波がやってきて、思いっきり引っかぶってしまいました。塩辛い水が目に入ってかき公大泣き。 忘れがちですがやはり冬、日の入りはつるべ落としで日の入りも日本と変わりません。あっという間に薄暗くなってきたので海遊び終わり。
夕飯時間になりましたが、やはり子供づれで外に出る気にはなれず、今日もホテル内でブッフェの夕食。昨日と一緒だったら嫌だねえと言ってましたら、今日はバーべキューでした。 タレ付けの肉は種類、部所問わずおいしいのですが、やはり一番おいしい牛肉は速攻なくなっていくので親2人、ほとんどヒナ育てている鳥状態で一人がかき公をあやし、食べさせもう一人が肉の焼き具合を偵察しつつ食料をとってくるという作戦でせっせといただきました。しかし今日も（というか毎食)さっさとお腹が膨れたかき公はヒマだとぐずり。ああ、いつになったら3人穏やかにごはん食べられるんだろうねえ。