朝、大雨。パリ最終日だってのにどないしよと思ったけど、まあ何とか回復するらしい。 さくみさんはオルセーへ出発。 私も久しぶりにオルセーに行きたいが、何しろかき公、アパルトマンでまったりするのが何より楽しいそうで、簡単には連れ出せない。 |
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さくみさんが出発してから約1時間後、ようやく外出できた。 止み気味の小雨、ちとさぶい。われわれも、徒歩でふらふら向かった。 それが悪かったのか、オルセー前についたころ、かき公「おなか痛い」。 美術館内は歩くし、それ以前に入場にすさまじい列ができている。ついでに現金も乏しく、せっかく並んで、前まできたところでカードが使えないとかであればたまらん。 オルセーはあきらめ、CD機探しながらサンジェルマン通りまで出てみた。それまではまったく見つからなかったが、 ブランドの居並ぶサンジェルマン大通りにはCD機がより取りみどり。 |
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現金が手に入ったところで気持ちにも余裕が出てきて、サンジェルマンデプレ教会など見学。 かき公は教会好きなので、「何でここにこんなたくさん絵があるの?」「なんでここばかりこんなきれいなん?」色々聞いてくる。 ロウソクまであげて出てきた。 |
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かき公付で行けるとなると、公園系。 本日は植物園、ジャルダンデプラントに行くことにした。 幸いバスもあり、昼ごろには植物園着。 何でも1600年代から植わっているような木もあるらしいが、かき公はそんなの無頓着。カルーセル見つけて走っていった。ここのも2ユーロ。が、なんか動物が変だぞ。 |
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かき公が乗ったのはキリン風だけど、角が変。他にはドードーや恐竜やら・・・ 説明書きがあったので読むと、絶滅動物+絶滅しそうな動物、であった。さすが博物館もある公園だけのことはある。 で、その博物館に行きたかったのだけど、その前にかき公が動物園を見つけてしまった。 |
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なんと、世界最古の一般向け動物園だそうで、1794年開園(テルミドールのクーデターがあった年だ)となれば園内は狭いし、動物の数も種類も少ない。 かき公が行きたいと言うので行ったけど、まあ、わざわざ行くところではありません。建物や展示室がレトロでいい感じ、という以外は特に特出したところはなし。で、その割に入場料高いし。あ、でも旧殖民国の動物は充実していたな。 ヌテラ入りクレープを食べて動物園おしまい。 |
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せっかくだからと博物館にも行ってみた。オルセーにまけない列。 何でかと思ったら、企画の恐竜展が今週末までで、祭日(2次大戦戦勝記念日)だからということらしい。フランスの男子も恐竜大好きらしい。 かき公は恐竜に興味ないので通常展のみ。館内結構薄暗く、リアルな生き物模型ががんがん展示されていて小さい子には怖いかもなあ。かき公も、怖くはないが食いつくほどでもなく、カフェインの切れた私もカフェで遠巻きに展示を眺めていた。 程なく閉館。あーもったいな。 でもここは、しっかり見ればかなり面白かったかも。かき公が小学校中学年くらいだったら値打ちあったと思う。 |
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園をでたが、入ったときと違う門だったので、いい方向へ向うバスがない。 メトロに乗ろうとしたらポスターが怖いとのことで、かき公半泣き。 しょうがないからおんぶして階段上り下りする羽目になった。この旅行、結構かき公がへたるので(まあ、毎日1万歩くらい歩いているから、子供にはかなりハードだと思う)18kg近いのを負ぶって結構歩いている。 幸い今のところからだの調子はいいが、私の健康だけにかかったような旅ではあるな。 やっとこさアパルトマン着。 |
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さくみさんはすでに帰っていたが、こちらもオルセー以外にずいぶん歩いたそうで、スーパーの距離、明日朝チェックアウト等々考えると、自炊はしたくない。のでそこらのサンド屋さんでお持ち帰り。 ここで少し成長したかき公がお留守番してくれたので身軽にトルコサンド屋さんで子羊の串焼きサンドポンフリ付を購入。サンドイッチメインのパン屋で明日のバゲットと共にデザートのタルトとフラン購入。 これとさくみさんが買っていたビールとで、わりかし豊かな最終日夕食。 いや、揚げ芋にはやはりビールですわ。フランス来てから色々な食材を食べたかき公はアニョーなんてもちろん大丈夫で、バクバク食べた。 大分食の経験値も上がったことと思う。 |